「令和2年度芸術資料館収蔵品展」
京都市立芸術大学芸術資料館の収蔵品は,本学における教育の歴史の中で様々な機会を得て蓄えられたものです。
会期を5回に分けて紹介します。
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【新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止】
第1期
「KYOTOのYUGA!油彩画コレクション展」
4月11日(土)〜5月10日(日)
当館には,200点を越える油彩画のコレクションがあります。本学卒業生や元教員,京都出身者など京都にゆかりのある作家たちの作品で構成されています。その中から,特に戦後から現代にかけて制作された作品を中心に紹介します。
【主な展示予定作品】
須田国太郎 《 走鳥 》 1953年
伊庭伝次郎 《 牛窓風景 》 1964年 ほか

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ギャラリートーク
(展示解説)
4月28日(火)
12:15〜12:45
中止
※事前申込不要・無料 |
【新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止】
第2期
「新収蔵品展 2019−2020」
5月16日(土)〜6月21日(日)
令和元年度に新たに収蔵した作品、資料を本学内でお披露目します。本学名誉教授中井貞次の臘染屏風、美術工芸学校にゆかりある井島勉旧蔵の菊池一雄渡欧作品、本学の今熊野・岡崎校舎を撮影した井上隆雄の写真作品など、彫刻・写真・染織・陶磁・デザインの分野に新しい収蔵品を加えることができました。
【主な展示予定作品】
中井貞次 《 西域の風 》 2003年
菊池一雄 《 女性立像 》 1937年 ほか

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ギャラリートーク
(展示解説)
6月16日(火)
12:15〜12:45
中止
※事前申込不要・無料 |
第3期
「京都市立芸術大学 創立140周年記念展」
6月27日(土)〜8月2日(日)
本年は,本学が明治13年(1880)7月1日に京都府画学校として開校してから140周年の記念の年にあたります。時代が移り変わる中で,本学は教育内容だけでなく校名や校地も変わり,常に変化とともにあった140周年とも言えます。本展では,その軌跡を開校当時の資料から近年の昨品までを含む当館収蔵品を通してたどります。
【主な展示予定作品】
松宮芳年 《 堺の相生橋 》 1911年
竹内栖鳳 《 牛 》 1903年 ほか
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ギャラリートーク
(展示解説)
7月7日(火)
12:15〜12:45
中止
※事前申込不要・無料
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第4期
「南宗憧憬―京都芸大の中国絵画 田能村直入寄贈品を中心に―」
9月15日(火)〜10月18日(日)
当館には、約30点の中国絵画が所蔵されています。初代摂理の田能村直入が、明治20年(1887)に寄贈した明清南宗画に始まり、その後も購入が行われました。清末の羅振玉が請来した書画も、明治44年(1911)に京都市立絵画専門学校で展観され、模写が伝わっています。本展では中国絵画関連の収蔵品を総合的に展示し、作品やコレクションとしての意義に迫ります。
【主な展示予定作品】
汪ホウ(くさかんむりに封) 《 渓山明微図 》 清(1786年) 田能村直入旧蔵
辺文進(款) 《 鶉図 》 明(15世紀) ほか

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ギャラリートーク
(展示解説)
10月13日(火)
12:15〜12:45
※事前申込不要・無料
開催記念 ワークショップ 「古画の水墨表現を体感する」
10月10日(土) 10月11日(日) 10月17日(土) 10月18日(日) 各日10時〜16時 |
第5期
「近代の写生 こころとかたち」
10月24日(土)〜11月29日(日)
近代の絵画教育の中で、大きな役割を果たしたのが写生の精神です。古く"生き写し"とも呼んだ写生は、真摯な描写により対象の生命感を表現しました。近代になると西洋美術から学んだ写実的効果を意識しながら、造形に自己の精神を反映させる方法のひとつとして捉え直されます。近代の写生の諸相を絵画を中心に紹介します。
【主な展示予定作品】
三輪晁勢 《 葡萄 》 1924年
吉岡茂夫 《 丘の樹 》 1941年 ほか
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ギャラリートーク
(展示解説)
11月17日(火)
12:15〜12:45
※事前申込不要・無料 |