「平成27年度芸術資料館収蔵品展」
京都市立芸術大学芸術資料館の収蔵品は,本学における教育の歴史の中で様々な機会を得て蓄えられたものです。
27年度は会期を5回に分けて,学校史の語り部と言える資料の中から主なものを紹介します。
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第1期 「新収蔵品展−観る・使う・知る」
平成27年4月14日(火)−5月17日(日)
近年新たに収蔵した本学ゆかりの作家による作品や資料の中から,当館では初公開となるものを中心に展示します。絵画から工芸に至るまで,本学の歴史をも語る多彩なジャンルの展示をお楽しみください。
【主な展示資料】 《誰が袖屏風》(日本画),叶道夫《碧望》(陶磁器),
河合卯之助《ペルシャ文様水指》(同),山中晴夫《都会の風景》(漆工) ほか

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ギャラリートーク
(展示解説)
5月12日(火)
12:10〜12:40
※事前申込不要・無料 |
第2期 「東洋画 模写の世界」
平成27年5月23日(土)−6月28日(日)
京都府画学校以来,模写は教育に大きな役割を果たし,日本の古画のみならず東洋画も教材として使用されました。
日本画の研究のために学ばれた,東洋画の数々を紹介します。。
【主な展示資料】 田能村直入《沈宗騫画 倣古小幀合装》,林司馬《牡丹図》,
木下章ほか《女史箴図巻》,入江波光《宮女図》 ほか

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ギャラリートーク
6月23日(火)
12:10〜12:40 |
第3期 「陶磁 教育とコレクション」
平成27年7月4日(土)−8月7日(金)
明治27年の京都市立美術工芸学校時代より支給された国庫補助金により,教育の参考資料として美術品や工芸品が購入されました。当館が収蔵する古美術品コレクションの中から陶磁器を紹介します。
【主な展示資料】 尾形乾山《色絵槍梅文水指》,《色絵七宝透文手焙》,
野々村仁清《瀬戸釉筒水指》 ほか
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伊東徹夫館長による
ギャラリートーク
7月14日(火)
12:10〜12:40
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第4期 「人・花・鳥 土佐派絵画資料展」
平成27年9月22日(火)−10月25日(日)
昭和28年に京都市立美術大学(現・京都市立芸術大学)に寄付された土佐派絵画資料は,中世から近代初頭にかけて受け継がれた稀有の粉本として貴重なものです。その中から,人・花・鳥を主題とした粉本類を紹介します。。
【主な展示資料】 土佐光吉《七十一番職人歌合》,同《今井宗久像》,土佐光則《武野宗瓦像》,
《花卉写生帖》 ほか
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ギャラリートーク
10月20日(火)
12:10〜12:40 |
第5期 「京都市立美術大学と陳列館 資料収集史戦後編」
平成27年10月31日(土)−12月6日(日)
昭和37年,京都市立美術大学今熊野校舎に陳列館が完成して以来,教員等による作品寄付が増え,近現代の美術資料群が形成されました。作品で回顧する,戦後における資料収集の歴史をお楽しみください。。
【主な展示資料】 浅井 忠《琵琶湖風景》,池田遙邨《灯台》,徳岡神泉《晩秋》 ほか

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ギャラリートーク
12月1日(火)
12:10〜12:40 |