ごあいさつ | |
この展覧会は2015年、京都御所小御所の襖絵を間近で拝見する機会をいただいた事から始まります。江戸時代後期の建築である京都御所の御殿の中で、小御所だけが昭和29年の火災で焼失後再建された新しい御殿です。内部の襖絵もその際に失われたものを、菊池契月の一門の画家が「模写」したものでした。しかし焼けてしまったものをどのように模写したのか、どのような方針で描いたのかなど、よくわからないこともありました。そこでさまざまな資料からこの作品を総合的に調べる研究に着手しました。本展はその成果であり、およそ次のような構成になっています。
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2022年10月 主催者 |
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