| 六角堂能満院仏画粉本−江戸時代の仏教図像 |  |
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| 平成１６年１０月２９日（金）〜１１月２３日（火） | |||
| 会場：京都市立芸術大学芸術資料館陳列室 | |||
| 今回の展示は，本館所蔵の六角堂能満院仏画粉本の図録となる『仏教図像聚成』が，株式会社法蔵館から刊行されたことを記念して，同粉本の一部を公開するものです。 六角堂能満院仏画粉本は，京都市中京区頂法寺六角堂の境内にあった能満院で使用された仏画粉本です。粉本とは絵画制作に関わる下絵や模本の総称で，本資料は，律僧大願とその弟子大成らが幕末期に収集した白描図像及び版画，約2600点から成ります。 不幸にして，1864年の兵火により，かなりの部分が焼失したといわれますが，如来・菩薩・明王といった仏典の諸尊をはじめ，垂迹神や民俗神の図像をも網羅的に集めており，膨大な高僧像群とともに，貴重な図像博物館を形成しています。 この貴重な資料は、大願の弟子田村宗立が，京都府画学校の教員であった縁により，その遺族から寄付されたもので，このたび，図録として広く一般に頒布の機会を得たことは，望外の喜びです。展示を契機として，この資料の魅力に興味を示される方が増えることを期待してやみません。 |
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| 展示データ コード：E193／開催日数：26日／展示点数：49点 |
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| 作者解説 |
