ごあいさつ

 

 

 当館には、30点余りの中国絵画が所蔵されています。本学の起源となった京都府画学校の初代摂理(校長)の田能村直入が,明治20年(1887)に寄贈した明清画に始まり,その後も教育のための参考資料として購入が行われました。
 また,44年(1911)に辛亥革命の混乱を避けて京都に移り住んだ羅振玉の所蔵する書画が,同年に本学の前身の一つである京都市立絵画専門学校で展観され,その際の模写も制作されています。
 本展覧会では,京都府画学校開校から140周年の節目にあたり,これら中国絵画関連の収蔵品を陳列して,その意義と鑑賞のポイントをご紹介します。


2020年9月 主催者


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