近藤　豊

こんどう　ゆたか

昭和7年(1932)〜昭和58年(1983)

近藤悠三の長男として京都市東山区に生まれる。昭和29年(1954)第6回京展に入選。同30年(1955)京都市立美術大学陶磁器科を卒業、同32年(1957)同専攻科を修了する。富本憲吉、藤本能道、および父に師事。同36年(1961)同大助手、講師を経て同46年(1971)京都市立芸術大学助教授、同55年(1980)同教授となる。同35年(1960)新匠会会員となる(同46年(1971)退会)。同37年(1962)日本工芸会会員となり同40年(1965)第12回日本伝統工芸展以後同展に出品。同41年(1966)年日本陶磁協会賞受賞。同53年(1978)《粉華三島鉢》で第25回日本伝統工芸展奨励賞を受賞。アメリカ、ニュージーランド、オーストラリアなど海外での発表も行う。

(C)京都市立芸術大学芸術資料館