雨森 白水
あめのもり はくすい
寛政5年-明治14年 (1793-1881 )
京都に生まれる。名は寅、字は惟寅、善四郎と称し、後退輔と改めた。号は白水、竹坪、誠所、敬亭、酔墨など多数あり。若いころから古書画を愛好し、絵を松村景文、西村楠亭を師とし、書は古法帖を学んだ。また、書画多数を閲覧して、鑑定に優れたという。自らも南画をよくし、古法に従う作をなした。貫名海屋との親交が深いことで知られる。墓は京都深草石峰寺にある。
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