SEGAL,GEORGE
シーガル ジョージ
1924〜2000
アメリカ・ニューヨークに生まれる。ニューヨーク大学などに学ぶ。1953年カプローと出会い美術活動を再開。はじめ表現主義的絵画から出発したが、1962年ポップ・アートが世に認められるきっかけとなった「ニュー・リアリスツ」展に「アウトサイドキャスティング」の手法で人体から直接型どった作品を出品。翌年サンパウロ・ビエンナーレで「10人のアメリカ人彫刻家」に選ばれる。日常の空虚を思わせる所在ない時間の人間像を示す「凍りついたハプニング」といわれる彫刻表現で知られる。1976年からブロンズによる公共彫刻も行う。また,銅版やリトグラフによる制作も行った。
(C)京都市立芸術大学芸術資料館