貴重書所蔵資料展示 「稀覯書展」 |
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京セラ株式会社代表取締役会長などを務められた、伊藤謙介氏 |
からの寄付金により、令和4年度に購入した稀覯書を展示します。 |
展示資料は、江戸期の版本「画図酔芙蓉」「押絵早稽古」と、 |
明治中期に国内で出版されたちりめん本です。 |
ちりめん本は「瘤取」(英語版)と桃太郎(独語版)の2作品を |
紹介します。 |
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「画図酔芙蓉」は、江戸後期の南画家鈴木芙蓉の作品で、南画のみならず |
諸派を摂取する芙蓉画の特徴をよく著しています。 |
「押絵早稽古」は、江戸中期の京都の浮世絵師井上景堪の作品で |
押絵細工の技法を詳細に解説する数少ない書物のひとつです。 |
井上景堪は、堀井軒と号し、西川祐信の弟子といわれています。 |
ちりめん本は、明治中期から昭和初期にかけて、長谷川武次郎によって |
出版されました。昔話を外国語に翻訳した日本昔噺シリーズは、 |
しわ加工を施した縮緬紙の手触りの良さと美しい挿し絵で、 |
外国人のお土産として人気がありました。 |
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期間: 2023年4月3日(月)〜 12月26日(火) |
場所: 図書館閲覧室 |
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